プエルトリコ旅行②〜大丈夫か?!おっちょこちょい女子が行く!!カリブ島で波乱万丈のひとり旅
プエルトリコへのひとり旅、二日目。
大した準備や下調べをしてないくせに急きょ旅に出る事になった私。
四日三泊しかないので、
ここも行きたい!あれもやりたい!
と気合入れてたくせに、目を覚ましたら、
アレ、もう11時...想像してたのと全然違うぜ...
急いで着替えて3分メイクして外に飛び込む。
前日に着いた頃にはもう日が沈みかかっていたのでお店もほとんど閉まっていたけど、
朝のオールドサンフアンは青空と交互に映えて油絵みたいな印象。
歩いてるだけで楽しい気分に包まれます。
プエルトリコ人、色のセンス良すぎない??
日曜日の朝は清々しく、人もあまりいない様子。
あいにくインターネットが無い状態で来たので(詳しくは①を参考)、
airbnbを出る前に行きたいと思った場所を
Google MapやTripadvisorでピックアップし、保存して、
Google MapのGPSだけに頼り、探し回る事に。
ざっと一周雑貨屋などを回って思った感想は、
1、私が思う「買って帰りたい」ほどの可愛い雑貨はあまりない感じ。
2、どこのお土産店も売ってるものがほぼ同じ。
3、そして値段が高い。ドル使ってるからね...
4、可愛い民族風の雑貨と言うと、やはりペルーとメキシコだと思います。
Valijaと言う服屋さんの服はカラフルで可愛かった!
でもそれ以外、特にグッと来る物や、買いたい物はあまり無かったかも。
でも節約になったから逆にラッキーなのかも?!
プエルトリコ旅行の移動手段とは!?
ところで皆さんお気づきでしょうか。
私はこの時点まで、ほぼどこに行くのにも、
うん、歩いています。
事前にインターネットで調べていた情報によると、
首都サンフアン、一応地下鉄は通っているんですが、1路線しか無く、
私の住んでいる場所から一番近い駅にでも徒歩一時間半かかる距離です。
そして基本UBERは使えるんですけど、料金は高いし、オールドサンフアンの道は狭く渋滞しやすいので、待ち時間が鬼長いです。せめてPlaza de Colónまで歩いて呼ぶ事をオススメします。
後からドイツ人女性に聞いた情報によると、オールドサンフアンからSanturce(美術館などが集まっている地域)と空港までは全然バスで行けるそうです。
そのコツもやはり現地人に聞く事。(英語で大丈夫)
プエルトリコに関する旅の情報が少ないので、直接聞いた方が手っ取り早いし正確だと言ってました。
確かに知らない土地でのバスの情報ってなかなか分からないものです...
なので私も一通り現地の方に聞き回った結果、この国で旅行する最善の移動手段は、
ズバリ、レンタカーです!!
過去にペルーで旅していた時は、何処に行っても沢山小型の旅行代理店があったので、気軽にツアーを組んで、当日出発なんて事もよくあったんですが、
ここプエルトリコでは、少なくともオールドサンフアンあたりは全然旅行代理店を見なく(多分一軒ぐらいあったと思いますが)、雑貨屋のオーナーさんによると、
一般的な旅行の仕方はレンタカーで島の東あたりまで行き、そこでツアーを組んだり船に乗って違う島に行ったり(ビエケス島とクレブラ島が有名)する様です。
しかし私、国際免許どころが、普通の免許も持ってないし...
残念だけど時間も無いので行きたかった島への移動は断念。
なので来る際は、
レンタカー出来たらもっと楽しく旅行できるんじゃないかなと思います。
なのですぐ近くにある観光名所、エルモロ要塞の方向に向かいました。
エルモロ要塞とは?
ざっくりまとめると、スペイン植民地時代、カリブ海に浮かぶこの島は、ヨーロッパが大西洋を渡って「新世界」に入る時、長い旅で壊れた船を修理したり、食料を補足する大事な場所だったので、海賊や列強から守るために築かれた要塞のようだ。
本当に徒歩10分くらいですぐ着いたけど、
狭い道から出ると海が目の前にブワッと広がって、まるで別世界に迷い込んだ感じ。
天気が良く、人も少ないので控えめに言って最高...
要塞に入るチケットは5ドル。接客時間は9時から18時。
入ってみると、そこまで広い訳じゃないけど、迫力がすごい。
そして何よりも個人的に良かったのは、人の少なさ。
例えば中国の万里の長城は、本来感動を覚える世界遺産のはずなのに、
いつ行っても人で埋もれていて、「万里の観光客」になりつつあるので、
正直感動は薄かった...
なので静かで波の音しか聞こえないこのエルモロ要塞では、
まるで時を超えた旅をした感じ。
要塞の壁の上に座り込んで、警備していたスペイン兵達を想像する。
400基を超える大砲が設置され、その城壁の厚さはなんと5メートルを越える模様。
要塞の中ではトンネルや階段を使い、上や下の層に移動できます。全部で確か6層くらいあったはず。
層によって見える風景も違って来るので、登ったり下ったりしてました。
どこまでも青く透き通った海をずっと眺めていたかったけど、
お腹が空いてきたので、元の道を辿って戻る事に。
要塞の外に広がる草原があまりにも美しく、
まるで映画のヒロインにでもなった様な気分。(いやそれは考えすぎ)
日曜日は本当に人影があまりないので、異世界感がかなり増します。
お昼に選んだのはこのレストラン。せっかくプエルトリコに来たので、やはりローカルフードを楽しみたい!!
写真ではわかりにくいのですが、左下はアボカドの上にひき肉が乗っかかってます。
ご飯の横に添えられたのは豆を煮込んで作ったスープ(ソース?)みたいなもので、
スペイン語ではHabichuela(アビチュエラ)と呼びます。
右上はEmpanada(エンパナーダ)。
焼かれた生地のなかにひき肉やチーズが入っている。
そして肝心の味は...
う、うまいッ!!!
語義力が足りず上手く説明できないのですが、
アボカドとひき肉の相性が絶妙すぎて、
自分でも作ってみたいなー!!と思いました。
ご飯とアビチュエラの相性も最高。
エンパナーダは意外に甘口だったけど、同様に美味しくいただきました。
税入りで23ドル、プラス2ドルのチップで合計25ドルと、
なかなか安いとは言えないお昼ごはんだったけど、
味が最高なのでここを結構本気でオススメしたいです。
あの味がまた食べたい〜!!
おっちょこちょい女子、ピンチに陥る
さてとお腹もいっぱいになったところで、友達がオススメしていたショッピングモール、Plaza Las Américasに行こうと思いました。カリブで一番、ラテンアメリカで二番目(?!)に大きいショッピングモールだそうです。
しかしこのモール、オールドサンフアンから徒歩2時間くらいの距離。
7時で営業終了のモールなので、2時間は流石にちょっと遠いなと思い、
UBERを呼んだのですが、15分くらい待ってもなぜか全然着かないので、
(キャンセルして再チャレンジも無駄だった)
歩けるところまで歩いて、Wifiがある所でUBERを呼ぼう!と思ったんです。
しかしオールドサンフアンを出て東に歩いていくと、
人の気配が全くと言える程消えて、路上には車が走っていたものの、
少し不安になって来ました...いや、建物とかちゃんと綺麗な感じだけど...
完全に人気のいない道に、突然誰かが現れたらちょっと怖いよね。
ちょくちょく何かのお店がないかとマップで確認していたので歩く足も遅くなり、
猛暑の中歩く事40分。ゼェゼェ。
するとやっと一軒のガソリンスタンドの隣にコンビニ発見!!!
入ってまずウロウロしてなかなか言い出せなかったのだけど、
結局勇気出して「インターネットを貸してもらえませんか」
と店員さんにお願いしてみた。
しかし店員さん曰く、ここのインターネットのパスワードは彼らも知らないとの事。
仕方なく店を出てまた歩く...
日曜だったのでどのお店も閉店してるのが本当不便。
幸い、また少し歩いた所にマクドナルドが!!!
マックがあれば助かる!!!
と思ったものの、店員さんは「うちインターネット無いです」と一言の塩対応...
以外にモールの閉店時間が7時と早かったので、どうしても早く着きたく、
ダメ元でそこらへんに座っていた女子に状況を説明したら、
なんとインターネットをシェアしてくれる事に。
ありがとおおおおおお!!!泣。
本当にもう閉店前にモールにたどり着けなかったと思ってた。かなり焦ってました。
と言う訳でUBERでやっとPlaza Las Américasに!!5ドルくらいしました。
中はこんな感じで、確かにかなり広い。
ほとんど知らないブランドが多かったけど、靴が異常に多いイメージです。
でも2時間回っても、これ!!!と思える物は無かったかも。
海外赴任生活を送っているとミニマリズムになり、必要最低限の物か、すっっごく気に入った物しか買わなくなったので、物欲が無くなった私のせいかも??
(じゃあモールに来るなって話だよね)
しかし私がこのモールに来た原因はもう一つある...
ここにあるthe Cheesecake Factoryのチーズケーキを食べたかった!!!
チーズケーキ命なのに残念ながら、
ドミニカ共和国ではまだ美味しいチーズケーキに出会えてないので...!!
どうしよう、どうしよう。
めっっっっちゃ美味しそう。サイズもかなりデカめ。
カロリー明記されていて、全部千超えてるけど...一通り食べ尽くしたい。
迷った挙句、最終的にはティラミス味のをテイクアウトしました。
帰って食べるとその美味しさに感動し、かなり大きい一切れを完食。
あぁ幸せ...え?カロリー?ナニソレ??
オールドサンフアンの夜へようこそ
丁度ケーキを完食したタイミングで昨日出会ったドイツの女性から連絡が来て、
夜の街を散歩して、一緒にバーで飲む事になりました。
昼は単独行動、夜は情報交換やトーク。
こんな旅の仕方、良いかも。
そして帰って一息ついてぐっすり寝る...なんて事無く...
おっちょこちょい女子の夜はまだ長かった...!!
次回に続きます!